一般社団法人ポリライオン代表理事 太田佳祐
ハラスメントに対する価値観の変化や社会情勢の変化に合わせて、地方議会では「ハラスメント防止条例」の制定が進んでいます。ハラスメント防止条例は議員のハラスメントを撲滅することを目的に、議員自らが制定している条例です。しかし、この「ハラスメント防止条例」を制定した議員がハラスメントを行い、条例に基づき氏名が公表される事案が発生しました。
第8回目となる今回の事例は、同僚議員に対してハラスメントを行った加害議員の氏名が、条例に基づき公表された事案です。本件は、連載第1回で取り上げた自治体で発生した事案で、ハラスメント防止条例が機能した一方で、議員間のハラスメントが横行している実態が明らかになりました。
以下、氏名公表に至った経緯とハラスメント行為の問題点について解説します。
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